祈りの写経プロジェクト〜写経で被災地に笑顔を〜
自然災害:人々の祈りの心を被災地へ届けるプロジェクト
今、全国各地で自然災害による甚大な被害が発生しています。近々では7月豪雨による川の氾濫や土砂崩れなどで被災し、本当に苦しい生活を余儀なくされている方がたくさんおられます。そのような中、お寺として何か被災地に支援ができないかと考え、神戸市内の有志のお寺で結束し、『祈りの写経プロジェクト』というものを立ち上げさせていただきました。
コロナ禍で、被災地に行っての支援が思うようにできない中、お寺ができる支援ということで、皆さま方にお写経をご奉納いただき、その奉納料をもって被災地への支援金にさせていただき、皆さま方に謹書いただきましたお写経を我々僧侶が日々の勤行にて、皆さまの想いと共にご祈願をさせていただきます。そしてお寺からのお気持ちとして、お写経をご奉納いただいた方に御朱印をお送りさせていただく。このような施しの循環をお寺から作り上げていくことを目的とし、“生きる”ということは支え合いの中にこそある。ということを、このプロジェクトを通して実践していきたいと思っております。
合 掌
〓 祈りの写経プロジェクトの流れ〓
- ①.皆様に、被災地復興の祈りを込めて写経をしていただき、お寺に奉納(郵送)していただく。※直接お寺に持ってきて頂いても結構です。
- ②.写経奉納に際して、奉納料1,000円以上を納めていただく。
- ③.写経を奉納していただいた方へ、そのお寺はお気持ちとして特別の御朱印を返送する。※千円でご朱印一枚。千円以上でご朱印二枚。(地蔵尊・弘法大師)
- ④.御朱印の郵送料等必要経費を差し引いた浄財を、「日本笑顔プロジェクト」へ送金する。
- ⑤.お寺では、朝勤行にて、皆様から頂いた写経をご本尊様のご宝前にお供えし、読経によって祈りを重ねていく。
お写経見本
お写経用紙は、各店頭などでお求めいただき、必要であればお寺でも写経用紙をご用意しておりますので、お問い合わせ願います。
西代寺ご朱印【地蔵尊・弘法大師】
西代寺ご本尊地蔵菩薩さまのご朱印と、脇仏(元本尊)弘法大師さまのご朱印をお写経をご奉納いただいた方にお送りさせていただきます。
西代寺への写経奉納の方法
奉納料は現金書留にてご郵送下さい。
写経は普通郵便か、現金書留封筒に同封してご郵送下さい。
宛先
〒653-0836 兵庫県神戸市長田区神楽町6-7-18 西代寺内
「日本笑顔プロジェクト写経奉納係」宛
※日本笑顔プロジェクトへ直接支援金を届けたい方は、
下記の「日本笑顔プロジェクト」ホームページ内
https://egaonowa.net/ 支援金募集の頁をご確認下さい。
祈りの写経プロジェクト参加寺院(順不同) |
真言宗須磨寺派 須磨寺 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4-6-8 TEL.078-731-0416
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高野山真言宗 西室院 兵庫県神戸市兵庫区中道通5-1-3 TEL.078-575-5160
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高野山真言宗 聖徳院 兵庫県神戸市中央区宮本通6-7-15 TEL.078-221-5244
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東寺真言宗 西代寺 兵庫県神戸市長田区神楽町6-7-18 TEL.078-621-2845
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※詳しくは、それぞれのご寺院までお問い合わせ下さい。 |
支援先:「日本笑顔プロジェクト」とは?
https://egaonowa.net/ ←(日本笑顔プロジェクトHP)
真言宗豊山派 浄光寺 副住職 林映寿師が、「一人ひとりが笑顔を持って、家族、友達、職場、地域に笑顔をつなげたい。そして、まずはいま自分が『笑顔』になって、更にその『笑顔』の輪を日本全国にそして世界に広げていきたい」そんな思いから、東日本大震災があった2011年に「日本笑顔プロジェクト」を立ち上げました。 現在は主に、自然災害の被災地支援のプロジェクトを継続させています。
熊本豪雨災害の復旧支援として、2020年7月5日に日本笑顔プロジェクト熊本支部を熊本県球磨郡あさぎり町に立ち上げました。
また、林副住職の地元小布施においても、昨年の台風に続き、千曲川の氾濫により、農地などが壊滅的被害に遭っています。度重なる災害に対して、林副住職は「日本笑顔プロジェクト」として、地域や企業、また全国のお寺のネットワークを構築し、災害に強い地域づくりに奔走しています。
熊本豪雨発災後の活動内容
- 7月5日
日本笑顔プロジェクト熊本支部を球磨郡あさぎり町へ作る。(現地のスラックライン関係の知人を通して) - 7月6日
災害協定先の株式会社石井食品佐賀工場より支援物資を人吉市の避難所に届ける。 - 7月7日〜8日
長野県長野市の寺院裏山にて土砂崩落の復旧活動(重機隊出動) - 7月14日より
岐阜県下呂市の孤立集落へ支援物資提供と炊き出しと現地調査に入る。
コーディネート案件 内閣府防災担当からトレーラーハウス型仮設住宅の設置要請を受ける一般社団法人日本RV・トレーラーハウス協会の要請で現地の行政・災害対策本部との接触案件。
被災地の行政庁舎はほぼ機能が停止。球磨村においては運動公園内にテントを立てそこを対策本部に。ネットやライフラインが不通で、オンラインミーティング等を試みるが不可。
現在、現地への直接訪問について、松本=九州内空港へジェット機チャーター、九州内空港から被災地現場までヘリチャーターの手配を進めている。
今後の天候等により、スケジュールは変動する事が予測されるが、現地支部からは、コロナの影響もあり物資よりも生活空間の向上を最優先して欲しいとの要望あり。